しせきえにちじあと・ばんだいじんじゃ
磐梯町
寺院
国ほか
平安時代初期の807年(大同2年)に徳一によって開かれたお寺で、明治の廃仏毀釈で廃寺となりましたが、その後に「恵日寺」として復興しています。2008年(平成20年)には金堂が復元されるなど、現在も整備が進められています。東北地方では開基の明らかな寺院として最古のもので、平安期からの遺構が国の史跡に指定されています。本堂、山門は県指定の重要文化財です。国の重要文化財に指定されている白銅三鈷杵など一部寺宝は福島県立博物館に寄託されていて、県の重要文化財もあります。隣接する鎮守社の磐梯神社では、春分に行われる舟引き祭りと巫女舞が県指定重要無形民俗文化財となっています。
冬季は休業となりますが、それ以外は見学可能です。彫刻、書跡の文化財が見られるかどうかは不明です。